コロナ、その先に。 -寺山隆一

毎日がコロナに振り回されている。
世界中がコロナ災禍に翻弄され、命を失う恐怖と経済崩壊から今を生きてゆく術を失い、社会が崩壊し始めた。この先、多少の蓄えで凌ぐとしても人々の昨日までの栄華を今迄と同じ価値観や手法で経済や産業、社会生活との関わりなど、およそ全てを見直しせざるを得ない。そして私達はそれらの根幹的な後遺症を乗り越えないといけない課題を持たされた。
それがコロナの先に待っている我々の命題でもある。

半面、コロナはこの地球に生息する人間を国境や宗教やイデオロギーを越えて「命を守る」意識を強く共有させ、何が人間として大切なのかを問いかけている。

また、コロナというウイルスが発症して今日までまだ三か月も経たないのに、人類は無残にも手足をもがれてしまった。
如何なる原子力兵器も、莫大な資金も、コロナの前では無力で、例え近い将来、治療薬が開発されコロナを撲滅されたとしても、また新しいポスト・コロナが出現してきて、同じ事を繰り返す事になるのだろう。今回のコロナに似た質の悪い新しいウイルスと再び人類は対座するだろう宿命から逃げる事はできない。

今、大切な事はコロナが警告した事は多々あるだろうが、我々は今までの生き方の価値観を大きく変えないといけないのだと思う。
多少、情緒的に表現するのなら、「人は何の為に生まれ、そして死んでいくのか」という根源的な答えを得る為に、ひとりひとりが考え、日々をどう過ごすのかを真摯に行動に移す時期が来ている様に思う。
自粛で殆どの人が外出をせず、街から人がいなくなり、家庭では家族との時間が増え、働き方が変わり会社には行かず、外食はなくなり、否応なしに思考する時が増え、読書量が増え、身の振り方を変えたりしながら、行きつく先に「人は何の為に生まれ、そして死んでいくのか」を自問する様になった気がする。

P3はプラットフォームを自社のオリジナルデバイスで運営する事を事業軸としている。
この先も多種多様なプラットフォームを作っていく事で社会貢献を目指すのだが、それぞれのプラットフォームの根底に流れるテーマをどうするかと思案してきた中、今回のコロナで一つの羅針盤が見えてきた様に思う。

人は誰でも、幸福になる為にこの世に生まれてきた。
そのそれぞれの幸福感を多くの人と共鳴して、人の幸福をお手伝いする先に自分の幸福がある、そんな軸でプラットフォームを作っていきたいと思う。
この先、P3が提供する多種のプラットフォームを通じ、人々が幸福感のある人生を豊かに運んでくれる様に努力したいと思う。